【羽田空港】連休中の最安民間駐車場はどこ？時期別に徹底比較！

羽田空港の併設駐車場は空港利用者数に対して駐車枠が全く足りておらず、週末は数時間待ちの列が出来ているのをよく目にします。

併設駐車場(P1を除く)は事前に予約も出来ますが、予約者用の枠はあまり多く用意されていません。
第3ターミナル(国際線)併設のP5は特に予約枠が少なく、3,000台の収容台数に対して予約枠はわずか75台となっています。

こうなってくると公共交通機関か民間駐車場・バレーサービスを利用するしかありません。
羽田周辺にはいくつも民間駐車場が存在しているため、どこに預けるのが良いのか迷っている方も多いのでは無いでしょうか。

民間駐車場の料金は時期によって大きく変動します。
今回は5つの民間駐車場の料金を、平日からGW・夏休み・年末年始などの多客期まで時期別に比較していきます。

羽田空港周辺の駐車場サービスの種類は？

羽田空港周辺で車を預ける方法は主に以下の4つがあります。

羽田空港併設駐車場

羽田空港のターミナルと連絡通路で繋がっている公式の駐車場です。
第1ターミナル(JAL等)がP1,P2、第2ターミナル(ANA等)がP3,P4、第3ターミナル(国際線)がP5とそれぞれ繋がっています。

2010年の秋ごろまでは24時間あたり2500円と高めの料金設定だったため空いていたようです。
現在では24時間あたり1530円とかなり利用しやすい金額になったため、週末は大混雑となっています。
夏休みや年末年始などの多客期でも24時間最大2,140円です。

多客期は朝から数時間待ちとなり、午前中には並びが打ち切りとなっているのをよく見かけます。
併設駐車場を利用するなら事前に予約しておきたいですね。

民間駐車場

羽田空港から少し離れたところにある民間のパーキングです。
駐車場と空港の往復は無料の送迎バスが利用出来ます。

メリットは比較的料金が安いところで、デメリットは移動に時間がかかることです。
行きも帰りも送迎バスで空港~駐車場間を移動しなければなりません。
時間に余裕がある方向けのサービスですね。

今回調査した5つのサービスはこのタイプです。

バレーサービス

ターミナルのロビー前や併設駐車場内で車を預かってくれるサービスです。
到着日には空港まで車を持ってきてくれます。

民間駐車場と違いバスでの移動や荷物の入れ替えが必要ないため、時間や快適さを重視する方にお勧めです。

フライトパーキングやエムケーパーキング、プライムパーキングなど複数のサービスがあります。

コインパーキング

空港から少し離れるとコインパーキングもある程度あります。
駅や空港から近い便利な場所は、併設駐車場より高い料金のところも多いです。

メリットは比較的料金が安いことで、デメリットは公共交通機関で空港まで移動する必要があることですね。
電車やバスは時期によっては大変混雑しますので、荷物が多い場合や小さなお子さん連れの場合は大変だと思います。

最安値を調査した羽田空港の民間駐車場

今回は5つの民間駐車場を調査しました。
どのパーキングも無料送迎バスが利用出来ます。

• ホワイトパーキング
• パーク&ライド
• エイトパーキング
• つばさパーキング
• にこにこパーキング

平等に比較出来るよう、以下の条件で料金を計算しています。

• 2泊3日
• Webサイトから予約
• 初めての利用
• 車両は普通車サイズ(追加料金無し)

羽田空港周辺のゴールデンウィーク(GW)最安駐車場は「エイトパーキング」

まずはゴールデンウィークの料金を比較していきます。
日程は「2023年5月3日から5月5日までの2泊3日」で調査しました。

ホワイトパーキング、つばさパーキング、にこにこパーキングは予約可能な日程しか正確な料金が確認出来ないため、空欄としています。

ゴールデンウィーク(GW)最安の羽田空港民間駐車場は「エイトパーキング」でした。

料金は3日間で9,500円で、1日あたり3,167円です。
併設駐車場の利用料金は1日あたり2,140円なので、良心的な料金設定だと思います。

エイトパーキングは輸入車・大型車も預かりOK

「エイトパーキング」は輸入車・大型車の預かりも対応しています。

・お車の長さが5ｍ、もしくは幅2ｍ以上の大型車は、普通車料金の1.5倍でお預かり致します。（ベンツS・BMW7・レクサスLS等）
・マイクロバスは、普通車料金の2倍で、お預かり致します。

https://www.8parking.com/?DOC=price

大型車の場合は料金が1.5倍になる点は注意が必要です。
ゴールデンウィークの2泊3日の場合は14,250円で、民間駐車場としてはかなり高い料金になってしまいますね。

料金が2倍にはなりますが、マイクロバスも預かり可能だそうです。
他の民間駐車場に比べ、「エイトパーキング」はかなり大きい車室を用意出来ているようですね。

エイトパーキングは国内線利用者専用

羽田空港周辺の民間駐車場では、「国際線利用者お断り」なところが増えているようです。
「エイトパーキング」も現在は国内線利用者専用として営業しています。

国際線は1時間単位で到着時刻が遅れる事もありますし、国内線と国際線はターミナルが離れているためバスでの送迎の効率が悪くなります。

これらの理由から、低価格をウリにしている民間駐車場で国際線利用者に対応するのは難しいようです。

羽田空港周辺の夏休み最安駐車場は「ホワイトパーキング」と「パーク＆ライド」

続いては夏休みの料金を比較していきます。
日程は「2023年8月4日から8月6日までの2泊3日」で調査しました。

「つばさパーキング」は1ヶ月前にならないと正確な料金が確認出来ないため、空欄としています。

夏休み最安の羽田空港民間駐車場は「ホワイトパーキング」と「パーク＆ライド」でした。

料金は3日間で9,000円で、1日あたり3,000円です。
ゴールデンウィークが最安だった「エイトパーキング」より500円安い料金設定となっています。

パーク＆ライドは輸入車・高級車NG

2023年3月から預かり不可の車種が増えたようで、下記に該当する車種は全て預かり不可となっています。

※受入不可車両のお知らせ（2023年3月1日ご予約分より）
■外車（サイズ問わず・逆輸入車含む）■国産車の一部（下記参照）　■マニュアル車の受入を当面の間お断りさせて頂きます。
◇レクサス全車種◇ハイラックスサーフ（年式問わず）◇ハイラックス◇ランドクルーザー◇グランドキャビン◇キャラバン・ハイエース（ワイド、ハイルーフ）◇パジェロ◇プレジデント◇グランエース等。
その他改造車、社外バンパーやヒッチメンバー装着車、土禁車、故障車等

http://park-ride.net/index.html

該当するのは主に大型車や高級車ですね。
大型車は車室の大きさの問題で、高級車は保険の上限金額が理由だと思います。

ホワイトパーキングとパーク＆ライドは国内線利用者専用

以前は第3ターミナルへの送迎もしていたようですが、現在ではどちらも国内線利用者専用となっています。
前述の通り、低価格をウリにした民間駐車場では国際線利用者を受け入れられないようです。

連休などの多客期は第3ターミナル(国際線)併設のP5も数時間待ちになることがあります。
国際線利用の際は民間駐車場に車を預ける事が出来ないため、バレーサービスの利用がオススメです。

羽田空港周辺の年末年始最安駐車場は「エイトパーキング」

最後に年末年始の料金を比較していきます。
日程は「2023年12月29日から12月31日までの2泊3日」で調査しました。

ホワイトパーキング、つばさパーキング、にこにこパーキングは予約可能な日程しか正確な料金が確認出来ないため、空欄としています。

年末年始の最安駐車場は「エイトパーキング」でした。
ゴールデンウィークに続いて年末も最安料金となっています。

料金はゴールデンウィークと同じで、3日間で9,500円となっています。

まとめ

調査の結果、時期別の羽田空港最安民間駐車場は以下の通りです。

繁忙期はどこも似たような金額になっていますね。
羽田空港周辺の民間駐車場は3日で1万円を切るくらいが相場のようです。

料金の安さは魅力的ですが、「車に傷をつけられた」「預けている間にバンパーが凹んだ」など、どの民間駐車場もトラブルに関する口コミが複数寄せられています。

また、空港から離れた場所にある駐車場まで送迎バスで移動しなければいけないため、お子さん連れや荷物が多い方・時間を重視する方には向かないのも事実です。

フライトパーキングでは国産車からランボルギーニまで、幅広い車種をバレーサービスでお預かりしております。
羽田空港のロビー前でお預かり・お返し致しますので、送迎バスを待つ必要もございません。

出発・到着時刻を確認して事前に待機しておりますので、空港が混み合う時期でもスムーズにご出発・ご帰宅頂けます。

利用方法はこちらをご覧ください。
https://flight-p.jp/parking/service/